【COLUMN】
私は、もともと週に3回は焼肉に行くほどのお肉好きでした。
健康について学ぶ中で、ヴィーガンの食事を取り入れるようになりました。
でも、最初から「一切お肉を食べない」と決めていたわけではありません。
だからこそ、
「週に1度の ゆるっとヴィーガン はじめませんか?」
という言葉を大切にしてきました。
完璧を目指すよりも、できることを少しずつ。
その方が、多くの人が続けられると思ったからです。
私がヴィーガンを始めた理由は、動物のためだけではありません。
まずは、人が健康になること。
その結果として、お肉を食べる量が少し減り、環境への負担や家畜の命をいただく数も少し減る。
そんな循環になればいいと思っていました。
しかし、福知山へ移住して農業を始めると、別の現実を知りました。
鹿や猪による深刻な獣害です。
私自身も、収穫間近のお米を鹿に食べられました。
そして、多くの鹿や猪が駆除されながら、その多くが食べられることなく処分されていることも知りました。
その現実を目の当たりにして、
「命をいただくなら、無駄にはしたくない。」
そう考えるようになりました。
だから私は今も、
ヴィーガン料理も作りますし、ジビエ料理も作ります。
これは矛盾ではなく、その時々の現実を知り、考え続けた結果です。
私は、「〇〇が絶対に正しい」とは思っていません。
人も健康で、
動物も大切にされ、
自然も守られる。
そのバランスを探し続けたいと思っています。
世の中には、簡単に白黒つけられないことがたくさんあります。
だから私は、「どちらか」ではなく、「できるだけ多くの命を大切にできる選択」を考え続けたいと思っています。